近年、金やプラチナといった貴金属の価格が大きく上昇しています。
結婚指輪や婚約指輪の制作に携わる私たち職人にとっても、
材料の高騰は無視できない大きな変化です。
地金価格の推移
ここ最近、金やプラチナの相場は過去にないほど高値をつけています。
2024年初めには1万円/gほどだった金が2025/10/17時点で23,254(税込)と130%上昇。
プラチナはここ半年で、5千円/gほどが、2025/10/17時点で9,257(税込)と80%上昇。
例えば2g使う指輪は単純な材料費で2万円程だったものが、4万以上に上がっております。
数年前はペア10万円でプラチナリングが普通に買えていたのが、今では20万程が平均値となっています。
短期的には相場が上下する可能性はありますが、
長期的には「高止まり」が続くと見られています。
指輪や貴金属製品を検討されている方は、
「今の価格帯がしばらくの基準になる」 と考えておくとよいでしょう。